SBI証券 vs 楽天証券|どちらで口座開設すべきか?新NISA・手数料・使いやすさを徹底比較【2026年版】

NISA・投資

「投資を始めたいけど、SBI証券と楽天証券どちらがいいの?」——これは投資初心者が最初にぶつかる疑問のひとつです。どちらも国内最大級のネット証券であり、新NISAにも完全対応。甲乙つけがたい両者ですが、ライフスタイルや重視するポイントによって正解は異なります

この記事では、SBI証券と楽天証券を手数料・NISA・ポイント・使いやすさなど多角的に比較し、あなたに合った証券会社の選び方を徹底解説します。

SBI証券vs楽天証券比較

SBI証券・楽天証券の基本情報比較

まず両社の基本情報を一覧で確認しましょう。

項目SBI証券楽天証券
口座開設数約1,300万口座(国内No.1)約1,100万口座
口座開設手数料無料無料
口座維持手数料無料無料
国内株式取引手数料無料(ゼロ革命)無料(ゼロコース)
投資信託本数約2,600本以上約2,600本以上
新NISA対応◎完全対応◎完全対応
ポイント制度Vポイント・Pontaポイント等楽天ポイント
グループ銀行住信SBIネット銀行楽天銀行

基本スペックはほぼ互角。どちらも口座開設・維持手数料は無料で、国内株式の売買手数料もゼロ。新NISAにも完全対応しています。差が出るのはポイント制度・連携サービス・アプリの使いやすさの部分です。

手数料比較

新NISA(つみたて投資枠)での比較

新NISAを活用した積立投資で、両社を比較します。

積立頻度・最低積立金額

項目SBI証券楽天証券
積立頻度毎日・毎週・毎月毎日・毎週・毎月
最低積立金額100円〜100円〜
クレカ積立(月上限)10万円(三井住友カード等)10万円(楽天カード)
クレカ積立ポイント還元率0.5〜5%(カードにより異なる)0.5〜1%(カードにより異なる)

最低100円から積み立てられる点は両社共通。クレジットカードで積立するとポイントが貯まる「クレカ積立」はどちらも対応しています。

クレカ積立のポイント還元率に注目

SBI証券では三井住友カードを使ったクレカ積立で0.5〜5%のポイント還元(カードのランクにより異なる)。月10万円の積立を年間続けると、年間最大6,000〜60,000ポイント相当が獲得できます。

楽天証券では楽天カードで0.5〜1%のポイント還元。月10万円の積立で年間最大12,000ポイント相当が獲得できます。楽天カードの通常積立は0.5%ですが、楽天プレミアムカードなら1%に上がります。

クレカ積立のポイント還元だけで比較すると、三井住友カードゴールド(NL)以上を持っている人はSBI証券が有利(還元率1〜5%)、楽天経済圏をフル活用している人は楽天証券でポイントをまとめるのが効率的です。

NISA口座比較

ポイント制度の比較:どちらがお得か

SBI証券のポイント制度

SBI証券では「SBIポイント」が廃止され、2023年以降はVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの中から好きなポイントを選んで貯められます。

  • 投資信託の保有残高に応じてポイント付与(月次)
  • 国内株式の売買でポイント付与(ゼロ革命対象外銘柄)
  • 三井住友カードのクレカ積立でVポイント還元

特に投資信託の保有残高に対するポイント還元(投信マイレージ)が充実しており、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)などの人気ファンドは年率0.042%程度のポイントが付与されます。100万円保有で年間約420ポイント相当です。

楽天証券のポイント制度

楽天証券は楽天ポイント一本に集約されているのが特徴です。

  • 楽天カードでのクレカ積立:0.5〜1%還元
  • 楽天キャッシュ(電子マネー)での積立:0.5%還元
  • 投資信託の保有残高ポイント:一部ファンドに付与
  • 楽天市場でのお買い物ポイントアップ(SPU):証券口座があるとSPU対象)

楽天ポイントは楽天市場・楽天トラベル・楽天ペイなど幅広いサービスで使えるため、楽天経済圏ユーザーにとっての利便性は抜群です。楽天証券の口座を持つだけで楽天市場のSPU(スーパーポイントアップ)が0.5〜1倍加算されます。

ポイント還元比較

アプリ・使いやすさの比較

SBI証券のアプリ

SBI証券のメインアプリは「SBI証券 株 – 株式投資・米国株・NISA」です。機能が豊富な反面、慣れるまで少し複雑に感じる場合があります。NISA専用の「かんたん積立アプリ」も提供しており、積立設定だけならこちらのほうがシンプルで使いやすいです。

  • 情報量が多くアクティブトレーダー向けの機能も充実
  • 初心者は「かんたん積立アプリ」がおすすめ
  • 米国株・海外ETFのラインナップが非常に豊富

楽天証券のアプリ

楽天証券のアプリ「iSPEED」はデザインがシンプルで直感的に使いやすく、初心者から上級者まで評判が高いです。

  • UIがシンプルで初心者でも迷いにくい
  • 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)がスムーズ
  • 楽天経済圏のサービスとシームレスに連動

アプリの使いやすさは楽天証券がやや優位という評価が多いですが、最終的には好みによります。両社とも無料でデモ利用できるので、実際に触ってみて決めるのも良いでしょう。

連携銀行のメリット比較

SBI証券 × 住信SBIネット銀行

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携させると「SBIハイブリッド預金」が利用でき、証券口座への入出金がスムーズになります。また住信SBIネット銀行はATM手数料・振込手数料が条件付き無料になるなど、日常使いにも便利なネット銀行です。

楽天証券 × 楽天銀行(マネーブリッジ)

楽天証券と楽天銀行を「マネーブリッジ」で連携すると、楽天銀行の普通預金金利が年0.1%(2024年時点)に優遇されます(通常は0.02%)。メガバンクの普通預金(年0.02%前後)と比べると5倍以上の金利です。投資資金の待機場所として楽天銀行を活用することで、お金を眠らせずに済みます。

SBI証券vs楽天証券どちらがおすすめ

結論:こんな人にはSBI証券・こんな人には楽天証券

SBI証券がおすすめな人

  • 三井住友カード(特にゴールド以上)を持っている・持つ予定の人
  • 米国株・海外ETFに積極的に投資したい人
  • 投資信託のラインナップを幅広く選びたい人
  • Pontaポイント・dポイントなど複数のポイントを使い分けたい人
  • 住信SBIネット銀行との連携でオールインワン管理したい人

楽天証券がおすすめな人

  • 楽天カード・楽天市場・楽天モバイルなど楽天経済圏を使っている人
  • 楽天ポイントを投資に使いたい人(ポイント投資が可能)
  • シンプルで直感的なアプリを好む初心者
  • 楽天銀行のマネーブリッジで普通預金金利を上げたい人
  • 楽天市場でのSPU(ポイントアップ)を最大化したい人

どちらか迷ったら「両方開設」も正解

実は「SBI証券と楽天証券、どちらにするか」の答えは「両方開設する」という方法もあります。口座開設・維持手数料は両社とも無料なので、維持コストはゼロです。

たとえば:

  • 新NISAのつみたて投資枠はSBI証券(三井住友カードのクレカ積立でポイント最大化)
  • 楽天証券も開設して楽天市場のSPUアップに活用
  • 米国株はSBI証券、日本株の情報収集は楽天証券のアプリ

ただし、新NISA口座は1人1口座しか開設できません(金融機関を1つだけ選ぶ必要があります)。NISA口座をどちらに置くかは慎重に選びましょう。変更は年1回・翌年から可能です。

口座開設の手順と所要時間

「口座開設が面倒そう」と感じている方も多いですが、実際はスマートフォンだけで完結し、最短10〜15分で申し込みが完了します。

SBI証券の口座開設手順

  • SBI証券公式サイトから「口座開設」をクリック
  • メールアドレスを登録してログインID・パスワードを設定
  • 個人情報(氏名・住所・職業等)を入力
  • 本人確認書類をスマートフォンで撮影・アップロード(マイナンバーカードが最も簡単)
  • 審査完了(最短翌営業日〜数営業日)でIDが郵送またはオンラインで届く
  • 初回ログイン・初期設定→入金して取引開始

楽天証券の口座開設手順

  • 楽天証券公式サイトまたは楽天アプリから「口座開設」を選択
  • 楽天IDでログイン(楽天会員なら情報の多くが自動入力される)
  • 証券口座の開設情報を確認・追記
  • 本人確認書類をアップロード
  • 審査完了(最短翌営業日)でログインID通知
  • 初回設定→楽天銀行のマネーブリッジ設定→積立開始

楽天会員の場合、楽天証券の開設は個人情報の入力が一部省略できるため、5〜10分程度で申し込み完了する場合があります。どちらも本人確認はマイナンバーカードがあれば最もスムーズです。

新NISA口座の金融機関変更は年1回だけ可能

新NISAの口座は1人1口座のみで、どの金融機関に置くかを慎重に選ぶ必要があります。「やっぱり別の証券会社にしたい」と思った場合、変更は可能ですが条件があります。

  • 変更手続きは毎年10月1日〜12月31日の期間に申請
  • 翌年1月1日から新しい金融機関のNISA口座が有効になる
  • 変更前の口座に積み立てた資産はそのまま保有(移管はできない)
  • 変更の手続きは旧金融機関での「勘定廃止通知書」取得→新金融機関への提出が必要

一度決めたら簡単には変えられないため、「まずどちらかで始めてみる」ことも大切です。始めてみてから「やっぱり変更したい」と思えば、翌年から変更できます。

投資信託の人気ランキング比較

新NISAで購入できる投資信託のラインナップは両社ともほぼ同じですが、実際に人気の高いファンドを確認しておきましょう。

ファンド名信託報酬特徴
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.05775%全世界約3,000銘柄に分散
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.09372%米国大型株500社
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド0.0638%米国全体へ分散投資
楽天・全米株式インデックス・ファンド0.162%楽天証券でのみ購入可

両社ともeMAXIS Slimシリーズ(三菱UFJアセットマネジメント)の取り扱いがあり、国内最低水準の信託報酬で全世界・米国株式への長期投資ができます。初心者には「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」1本に絞って積み立てる方法が最もシンプルでおすすめです。

よくある質問:SBI証券 vs 楽天証券 Q&A

Q:楽天証券で楽天ポイントを使って投資できますか?
A:はい。楽天ポイント(通常ポイント)を使って投資信託を購入できます。1ポイント=1円として利用可能。ポイントを現金代わりに投資に回せるのは楽天証券ならではのメリットです。

Q:SBI証券でTポイント(現Vポイント)は使えますか?
A:はい。Vポイントを使った投資信託の購入が可能です。また、SBI証券ではVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイルなど複数のポイントに対応しており、自分がよく使うポイントに統一できます。

Q:どちらの証券会社も手数料無料なら、差はほとんどないですか?
A:基本的な手数料は同じですが、クレカ積立のポイント還元率・連携銀行の金利・アプリの使いやすさ・対応ポイントの種類などに差があります。自分のライフスタイル(楽天経済圏かどうか、持っているクレジットカードの種類)で選ぶのが最も合理的です。

Q:未成年でも口座開設できますか?
A:どちらの証券会社も未成年口座(ジュニアNISA後継の未成年口座)の開設が可能です。ただし、親権者の同意書類が必要になります。子どもの教育資金を早期から投資で育てたい場合に活用できます。

まとめ:SBI証券 vs 楽天証券の選び方

  • 手数料・新NISA対応は両社ほぼ互角
  • 三井住友カード(ゴールド以上)ユーザー→SBI証券が有利(クレカ積立の還元率が高い)
  • 楽天経済圏ユーザー→楽天証券が有利(楽天ポイントを一元化できる)
  • アプリの使いやすさ→楽天証券「iSPEED」がやや評判高め
  • 米国株・海外ETFの充実度→SBI証券がやや優位
  • 楽天銀行と連携した金利優遇→楽天証券(マネーブリッジ)が魅力的
  • どちらか迷ったら両方開設して使い分けも合理的(NISA口座はどちらか1つに)

どちらの証券会社も「初心者が新NISAでインデックス積立投資を始める」には十分すぎるほどの機能を備えています。細かいポイント差より、とにかく早く口座を開設して積立を始めることが最も重要です。口座開設は最短翌営業日から可能です。ぜひ今日中に申し込んでみましょう。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。手数料・ポイント還元率等は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

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